趣味のみぞ語るセカイ

趣味であるお酒や読書、アニメ等に関して思ったことを綴っていくブログです。

花粉のシーズンに空気清浄機

 2月も半分を過ぎ、徐々に春の気候が近づいてきた。

 

 そうすると、黄色い悪魔が私をはじめ多くの人に襲い掛かってくる。今年はコロナ禍ゆえマスクを常に装着している状況、かつ通勤は自家用車であるため、花粉症の被害は最低限の状況であるはずである。

 

 なのにもかかわらず、今年の花粉はいつも以上にひどいような感じがする(まあ去年がそれほど花粉の影響が大きくないというのもあったが)。薬の効果も薄く、なかなかにしんどい中で、今年は家の中ではそれほどきつくない状況である。

 

 まさか、除湿目的で購入した空気清浄機がここまで有能で役に立つとは思わなかった。くしゃみが止まらない状況で帰宅しても、ほんの20分経たないうちにくしゃみの症状がなくなるのである。空気清浄機なんか安いものでいいかと思わず、しっかりと高機能なものを買ってよかったと思う。家の中でも花粉症の症状が治まらない人は、ぜひ空気清浄機を購入して症状改善をはかってみてはいかがだろうか。ちなみに私が購入した空気清浄機は以下のページから。

 

chitashindoh.hatenablog.com

 

 

【レビュー】半沢直樹 2020 Blu-ray box

 令和になっても倍返し。

 

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 今回取り上げるのは、2020年のドラマ界を席巻した名作ドラマ「半沢直樹」のBlu-ray BOXである。

 

 私はここ10年近くドラマを全く見てこなかった。1時間集中力がもたないというのもあるし、正直ドラマが面白いと思えなかったというのもある。もちろん、それが理由で「半沢直樹」の1期も全くといっていいほど見てはいなかった。

 

半沢直樹」との出会いは2期が始まる少し前のことである。友人からドラマを勧められ、1期がちょうど動画配信サイトで一挙配信されていたので、外出自粛の影響で時間的余裕もあったため、試しに見てみた次第である。とてつもない衝撃だった。ある種時代劇的な演出。勧善懲悪に近いが、勧善懲悪とも言い切れない絶妙なグレーゾーンを突っ走っていく展開。そしてキャストの怪演…こんな面白いドラマがあっていいのかと思った次第である。なぜ、2013年にリアルタイムでこれを見ていなかったのか…

 

 こんな面白い作品を見つけてしまった以上、2期を見ないわけにはいかない。今シリーズは全話リアルタイムかつ録画もして文字通り「ドハマり」していた。2期になっても半沢直樹の面白さは変わることなく、むしろ事業規模が大きくなるにつれてさらに面白くなっていた。テレビが下火になってきた時代に、まだこれだけ面白いコンテンツを提供できるとは。テレビの底力を見た次第である。

 

 さて、このBlu-rayであるが、時間の都合で入らなかった細かい場つなぎシーンがいくつも入っている。テレビで見ていてもそれほど違和感はなかったのだが、Blu-rayになってそのようなシーンを見ると、やはりBlu-ray版の方が自然に感じる。半沢直樹ファンはぜひともBlu-rayを購入して、より自然になった「半沢直樹」の世界観に浸ってほしいと思う。

 

【企画】今月のタダ本(2021年2月・小説の部)

 最近森博嗣づくめ。

 

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 今月もタダ本にてがっちりと小説を6冊ピックアップ。「タダ本」のサービス内容は以下の記事から。

 

chitashindoh.hatenablog.com

 

 今回のラインナップは以下の通り。

1.『黒猫の三角』(森博嗣

2.『人形式モナリザ』(森博嗣

3.『四季 春』(森博嗣

4.『φは壊れたね』(森博嗣

5.『光圀伝 上』(冲方丁

6.『過ぎ去りし王国の城』(宮部みゆき

 

1.『黒猫の三角』(森博嗣

2.『人形式モナリザ』(森博嗣

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 森博嗣氏のVシリーズ1作目と2作目である。同氏のS&Mシリーズがそろそろ読み終わるので新しいシリーズに手を出そうと思った次第。とはいえ、今のS&Mコンビが大好きなので彼らが出る作品の方を先に読もうとも思っている。まあ1冊読んだらすぐにハマって次のシリーズもどんどん読んでいくのだろうけれども。

 

3.『四季 春』(森博嗣

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 S&Mシリーズにも登場した真賀田四季を中心とした小説である。現状ではVシリーズよりも遥かに読みたい一冊なのではあるのだが、刊行順に読むべきなんだろうなとは思う。とはいえ、可及的速やかに読みたい作品ではある。

 

4.『φは壊れたね』(森博嗣

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 S&Mシリーズのヒロインである西之園萌絵が大学院生になって帰ってくる、Gシリーズ1作目の作品である。これも読むのは後々になるだろう。いずれにせよ、まずはS&Mシリーズを読み終えるとしよう。

 

5.『光圀伝 上』(冲方丁

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 森博嗣氏を離れて冲方丁氏の歴史小説へ。彼の歴史小説といえば『天地明察』であろう。『天地明察』は既に読んでいてかなり好きな作品だったので、今作の『光圀伝』も楽しみな作品ではある。

 

6.『過ぎ去りし王国の城』(宮部みゆき

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 一言でいうならば表紙買いである。お恥ずかしい話ではあるが、これだけミステリ好きなのにも関わらず宮部みゆき氏の作品は未だに一作品も読んだことがない。完全に食わず嫌いである。今作においては冒険小説という位置づけであるようだが、謎解き要素もありそうなのでこれを機に宮部氏の食わず嫌いを克服することとしよう。

 

 さて、今月は森博嗣氏に偏った選択もあったが、今後もちょくちょくそのようなことが考えられる。買ったものをすぐ手に取れるように、いい加減読書スピードを上げていきたいものである。

 

【企画】今月のタダ本(2021年2月・コミックの部)

 今月はシリーズものでまとめてみた。

 

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 さて、今月もタダ本を利用。今月はシリーズものでまとめてみた次第。ネットオフのタダ本の説明は以下の通り。

 

chitashindoh.hatenablog.com

 

 今月のラインナップは以下の通り。

1.『アイシールド21』18~20(稲垣理一郎村田雄介

2.『青空エール』8~13(河原和音

 

1.『アイシールド21』18~20(稲垣理一郎村田雄介

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 このコーナーで幾度となく紹介しているアメフト漫画である。できるならば全てタダ本で完結させたいのだが、全て購入するにはどれくらいかかることか…よくよく考えてみると5巻くらいまでしか読んでいないので、ここらへんでいったん読んでみるのも良いかもしれない。

 

2.『青空エール』8~13(河原和音

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 この作品もしばらく買っていなかった作品。最近少女漫画を購入していてもなかなか読むことがなかったので、これも全て購入し次第すぐに読みたいとは思うが、果たしていつになったら全て買えるのだろうか…

 

 さて、最近タダ本の品ぞろえがなかなか変わらず(というかむしろ縮小しているか?)、購入する商品を選ぶのに四苦八苦している次第である。ネットオフよ、もう少し対象の幅を広げてくれるわけにはいかないだろうか…

Tera ワイヤレスバーコードリーダー(Elf819)

 個人利用でバーコードリーダーを使っている人ってどれくらいいるのだろうか。

 

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 今回取り上げるのはバーコードリーダーである。Tera社の「Elf819」という1次元2次元バーコード共に対応しているバーコードリーダーである。

 

 どう考えても一般家庭でバーコードリーダーを使用する機会はないと思う。私も商売をしているわけでもないし、QRコードの読み取り等はスマホで十分にできるようになった。

 

 ではなぜこのタイミングでバーコードリーダーを購入したのか。言わずもがな、蔵書管理の為である。まあ、蔵書管理でQRコードをはじめとする2次元バーコードを読み取る能力など必要なく、ISBNコードさえ読み取れればそれでよいのだが、そんなに値段も変わらないため、ワイヤレスの機能もあったしこれを購入した次第である。

 

 で、肝心の蔵書管理でこのワイヤレスバーコードリーダーを使用したところ、読み取り速度の速いのなんの。今まで手打ちでISBNを打ち込んで蔵書管理をしていたのだが、これを使うことにより格段に蔵書管理作業が早くなった。今後蔵書管理ソフトを変更しようとしているため、その際にも役に立つことこの上ない。

 

 私は今後もこのバーコードリーダーを愛用しようと思っているのだが、さすがに一般家庭で活躍する機会はないか…

 

【レビュー】仙禽飲み比べ(株式会社せんきん)

 モダンとクラシック、どっちが好き?

 

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 今回取り上げるのは「株式会社せんきん」の、「仙禽 無垢」である。同じ「仙禽」であっても、仕込みの仕方で味わいが全然変わる「モダン」と「クラシック」の2種類を飲み比べてみた。

 

 まずは右にある「クラシック」。非常に調和のとれたバランスの良い味わいであり、その中でもしっかり甘味を感じれる。なかなかの美味である。料理に合わせるなら断然こちらである。そして、先に結論をいうとこちらの方が好きである。

 

 続いて「モダン」。クラシックに比べて、味わいの強さを感じる。料理と合わせる「クラシック」に比べて、こちらは単体でも味わえるしっかりとした味わいの日本酒である。

 

 同じ「仙禽」であることを隠して出されても全く気付かないくらい本当にタイプがまるで違う日本酒なので、好みもその人によって異なるだろう。しかし確実に言えるのは、どちらかの仙禽は絶対に好きである。値段も高くないので、ぜひ買って飲み比べてほしいと思う。

 

【レビュー】諜報指揮官ヘミングウェイ(ダン・シモンズ)

 知る人ぞ知るヘミングウェイの作家以外の顔。

 

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 今回取り上げるのはダン・シモンズのサスペンス小説『諜報指揮官ヘミングウェイ』である。

 

 舞台は第二次世界大戦中のキューバ。SIS特別捜査官のルーカスはアメリカの大作家、ヘミングウェイの監視を命じられ、彼の運営する防諜組織、「クルックファクトリー」への潜入を命じられる。潜入生活が続いたある日、ドイツの工作員と思われる男が殺害されたところから状況は一変する…

 

 上巻に関してはかなり状況説明の文章が多く、また、状況も変化しないため、かなり冗長な展開が続く。しかし、上で紹介した殺人事件から徐々に展開がスピードアップしていくため、上巻の前半部分をしのげたならばそれ以降はとてつもなくハラハラする楽しい展開が待っている。特に下巻の最後200ページくらいは非常に楽しめ、読書スピードも格段に上がっていった。また、ヘミングウェイの言葉がところどころで印象に残るため、前半部分を我慢するだけの価値がある作品であると思われる。そしてまた、ヘミングウェイの小説を読みたくなる気にもさせてくれる作品である。

 

 みなさんも、知る人ぞ知るヘミングウェイの裏の一面をぜひ知ってほしい。