実用書
漢字が日本語との相性が悪いというのはよく分かる。 今回取り上げるのは高島俊男氏の新書「漢字と日本人」である。本書では、漢字が日本に入ってきてから現在に至るまでの日本における漢字の取り扱いについて述べたものである。 個人的には、明治期における…
真剣に世界征服をしてみようだなんて考えてもみなかった。 今回取り上げるのは岡田斗司夫氏の『「世界征服」は可能か?」である。突飛なテーマであり、思わずタイトル買いしてしまった本である。 内容としては、世界征服を企む者を四タイプに大別してみたり…
本好きにはこれ以上なく最高の本。 今回取り上げるのは少し趣向を変えて本の雑誌編集部が編集した「絶景本棚2」。絶景本棚シリーズの第2弾が2年ぶりに登場である。 今回取り上げられたのは総勢33名の本棚。丁寧に書架に並べている本棚もあればとにかく…
自分の好きな本について語るのってなんて爽快なんだろう。 今回取り上げるのは本にまつわる小説を著した読書家でもある三上延氏・倉田英之氏による対談集、『読書狂の冒険は終わらない!』である。 本書では三上氏倉田氏両氏の読書遍歴を、さまざまなトピッ…
外国から日本人がどう見られているかを確認するには、ジョークを聞くのが一番簡単である。 今回取り上げるのは早坂隆氏の『世界の日本人ジョーク集』である。 個人的にはジョークが非常に好きで、何かあると上手いジョークが言えないかと常に頭を回転させて…
私は部首オタクなのです。 このレビューの頭にこれを書くのもどうかと思っているのだが、4月より「現役の教員」に復帰している。これに関しては紆余曲折あるので詳細は省くが、4月からは「現役教員の書く教育以外のことを主に記すブログ」になっていること…
「書店のすゝめ」。 書店が知識の宝庫であることは言うまでもない。数ある書籍はまるで宝箱のようであり、一冊一冊に膨大な知識や果てしない物語が広がっている。それを読むことを通して我々は知識を深め、物語の世界に没入するのである。 ところが、昨今の…
とてつもなくバラエティに富んだ実用書の数々。 今回は12月では1冊も購入しなかった「実用書」を取り扱う(正確には「その他の書籍」なのだが)。 「タダ本」の詳細は以下の通り。 chitashindoh.hatenablog.com 購入したのは以下の通り。 ・世界の日本人…
タイトルオチかと思いきや意外とちゃんと考察されている、「ドラえもんを通して社会学を学ぶことのできる本」。 タイトルに惹かれて本を購入してしまうことがまれにある。 大抵の本はタイトル詐欺で、大したことのない内容で落胆するのがある種のお約束なの…
「人名用漢字」という普段はあまり気にしないけれど、生命の誕生後に最も気にしなければならない漢字にスポットを当てた話。 仕事の都合でブログの更新が少しご無沙汰になってしまった。またストックを作らなければ。 さて、本題に入ろう。 今回はブログで初…