趣味のみぞ語るセカイ

趣味であるお酒や読書、アニメ等に関して思ったことを綴っていくブログです。

アニメ

【レビュー】天気の子

やっぱり広告映画感。 今回取り上げるのは新海誠氏最新作の「天気の子」。「君の名は。」のヒットを受けてファンの期待がかかる一作である。本作に関しては劇場公開時にすぐ観に行き、その時に記事も上げているが、感じた印象としては「広告感がすごい」とい…

【レビュー】ランウェイで笑って 下巻

もうちょっと評価されてもいい良作。 今回取り上げるのは猪ノ谷言葉氏原作のアニメ「ランウェイで笑って」の下巻である。上巻に引き続いて下巻も購入した次第。だって原作の大ファンだもの。それにしても最近のアニメ円盤は上下巻の販売形態が非常に増えたよ…

【企画】家にあるアニメ作品を全部見直してみる38 レビュー「WORKING!!」

よくこのファミレスラブコメを最後まで全てアニメ化した! 今回取り上げるのは高津カリノ氏原作のファミレス四コマラブコメ、「WORKING!!」である。原作が四コマではあるが、しっかりと3クール(+1話)を使って原作全てをしっかりとアニメ化し、完結した…

【企画】家にあるアニメ作品を全部見直してみる37 レビュー「楽園追放」

フルCGロボットアニメの最高峰。 今回取り上げるのは水島精二監督が手掛けたフルCG劇場作品、「楽園追放」である。2014年当時この作品を劇場で見た時にはそれはそれは衝撃的であった。 内容は人類のほとんどが肉体を捨てて地球を離れ、電脳空間「ディー…

【企画】家にあるアニメ作品を全部見直してみる36 レビュー「夜は短し歩けよ乙女」

原作の世界観をよく描き切りました。 今回取り上げたのは森見登美彦氏原作の「夜は短し歩けよ乙女」である。同氏原作の「四畳半神話大系」のアニメ化を手掛けたスタッフによる劇場映画だ。 今作は森見氏の「テンプレート」を形作ったといっても過言ではない…

【レビュー】ランウェイで笑って 上巻

個人的に今期最注目のアニメ。 今回取り上げるのは猪ノ谷言葉氏原作の「ランウェイで笑って」。以前注目コミックの筆頭として紹介した漫画のアニメ化作品である。コミックの紹介記事は以下から。 chitashindoh.hatenablog.com 原作を追いかけている私にとっ…

【企画】家にあるアニメ作品を全部見直してみる35 レビュー「未来日記」

未来予知ができる日記を使ったサバイバルゲームの開幕。 今回取り上げるのはえすのサカエ氏のコミックが原作の「未来日記」である。当時としては画期的だった、「ケータイの日記で未来予知ができる」という話であるが、ケータイが折り畳み式のガラケーである…

【レビュー】LiSA LiVE is Smile Always ~364+JOKER~ at yokohama arena(LiSA)

平成最後で最高のライブがBDで帰ってきた。 今回取り上げるのはLiSAの平成最後のライブをBlu-rayに商品化した作品、「LiSA LiVE is Smile Always ~364+JOKER~ at yokohama arena」であある。ライブの感想自体は他記事、「今年のライブ・イベントを振り返る…

【企画】家にあるアニメ作品を全部見直してみる34 レビュー「劇場版魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語」

これはほむらの物語。 今回取り上げるのは前回に引き続き、「魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語」。 TV版から2年の時を経て公開された待望の劇場新作アニメであり、興行収入20億円という深夜アニメでは異例の興行収入をたたき出した名作である。 物…

【企画】家にあるアニメ作品を全部見直してみる33 レビュー「魔法少女まどか☆マギカ」

奇跡も、魔法もあるといいんだけどね。 今回取り上げるのは2010年代を代表するアニメ作品、「魔法少女まどか☆マギカ」である。この作品に関しては内容の説明というのができるかどうかわからない。ただひとついえるのは、今までの魔法少女物の真逆をいく…

【企画】家にあるアニメ作品を全部見直してみる32 レビュー「蛍火の杜へ」

『夏目友人帳』シリーズを作り上げたスタッフが製作を手掛けた名作中編。 今回取り上げるのは緑川ゆき氏原作の「蛍火の杜へ」。泣ける妖怪アニメとして定評のある「夏目友人帳」のスタッフが作り上げた中編映画である。 内容はというと、夏休みになると祖父…

【企画】家にあるアニメ作品を全部見直してみる31 レビュー「星を追う子ども」

新海作品史上、最も難解な異色作。 今回取り上げるのは新海誠氏の映画「星を追う子ども」である。新海氏の4本目の映画であり、今までの新海作品とは異なり、かなりファンタジー要素の強い作品である。 内容はというと、父の形見である石を用いて鉱石ラジオ…

「劇場版 響け!ユーフォニアム 誓いのフィナーレ」

映画としては本当に見事な作品。だけどできればTVシリーズで見たかった・・・ さて、今日取り上げるのは今日発売したばかりのBlu-ray「響け!ユーフォニアム 誓いのフィナーレ」である。今日はたまたま休みだったので、早速画面にかじりつくように見てみる。…

【企画】家にあるアニメ作品を全部見直してみる30 レビュー「ボールルームへようこそ」

競技ダンスの次はまた競技ダンス。 今回取り上げるのは竹内友氏が原作の「ボールルームへようこそ」。一昨日ブログで取り上げた『背すじをピン!と』とテーマが同一である競技ダンスを取り上げたアニメである。決して掲載時期を計算していたわけではないので…

【企画】家にあるアニメ作品を全部見直してみる29 レビュー「宝石の国」

これぞCGアニメの最前線。 今回取り上げるのは市川春子氏原作のアニメ、「宝石の国」。フルCGアニメーションで制作された作品であり、アニメ制作会社オレンジの初の単独元請け作品である。 市川春子氏の作品といえば、『虫と歌』や『25時のバカンス』など…

【企画】家にあるアニメ作品を全部見直してみる28 レビュー「ペンギン・ハイウェイ」

森見作品史上最年少の主人公「アオヤマ君」による、ペンギンとお姉さんにまつわる研究の記録。 今回取り上げるのはスタジオコロリド初の長編アニメーションであり、森見登美彦氏の代表作の1つ、「ペンギン・ハイウェイ」。 ある日、アオヤマ君の住む街にい…

【企画】家にあるアニメ作品を全部見直してみる27 レビュー「劇場版"文学少女"」

思わず食べてしまうくらいに本を愛している"文学少女"のお話。 前回紹介した「メモワールシリーズ」とほぼ同時期に劇場公開されたのが今回紹介する「劇場版"文学少女"」である。 原作の第5巻である『“文学少女”と慟哭の巡礼者』を軸にして作られた作品であ…

「ちはやふる3 上巻」

競技かるたの時間が帰ってきた! 前作から6年ぶりの「ちはやふる」アニメ3期である。 前作が高校2年生編で団体戦全国優勝というわりと綺麗なところで終わり、それからしばらくの間何の音沙汰もなかったので3期はてっきりないものだと思っていたが、いよ…

【企画】家にあるアニメ作品を全部見直してみる25 レビュー「プラネテス」

マイベストレコメンドアニメーション。 多分、自分の人生の中で一番好きなアニメ。 今回取り上げるのは「プラネテス」。2003年のアニメでありながらその古さを全く感じさせることのない、「いつまでも色あせない作品」である。 内容はというと、2075…

【企画】家にあるアニメ作品を全部見直してみる24 レビュー「舟を編む」

辞書作りに命を懸けた人たちの物語。 今回取り上げたのは三浦しおん氏の傑作小説を原作とした「舟を編む」。 内容はというと、「玄武書房」が新たに打ち出す中型国語辞典『大渡海』の刊行に向けて東奔西走する辞書編集者を描いた物語である。 よくこれをアニ…

【企画】家にあるアニメ作品を全部見直してみる23 レビュー「伏 鉄砲娘の捕物帳」

桜庭一樹原作の傑作小説を映画化。 さて、今回取り上げるのは「伏 鉄砲娘の捕物帳」。文芸春秋創立90周年記念作品である。2012年公開の映画で、確か公開当日に見に行った記憶がある。その時には原作である『伏 贋作・里見八犬伝』を読了していたように…

【企画】家にあるアニメ作品を全部見直してみる22 レビュー「氷菓」

何度も見直してしまうミステリアニメの傑作。 基本的にミステリ作品というのは何度も見直すものではない。トリックが分かってしまえば面白みが半減してしまうからだ。それゆえミステリとアニメの相性もそれほどよくはなく、ミステリアニメの数も少ない。 だ…

【企画】家にあるアニメ作品を全部見直してみる21 レビュー「ヒャッコ」

ほぼアニオタ最初期に購入した大好きな作品。 今回取り上げるのは知る人ぞ知る名作「ヒャッコ」。 私がアニオタなり立てくらいの作品であり、世界観にドハマりした記憶がある。それからも何かあるたびに見直しており、ふふと笑わずにはいられない作品である…

【企画】家にあるアニメ作品を全部見直してみる20 レビュー「響け!ユーフォニアム2」

ユーフォはクールごとに見どころを語ってしまう。 ユーフォの第2期でございます。 1期ではしきれなかったそれぞれの人物像を深堀りしているこのクール。大きく分けると「2年生編」の前半部と「あすか編」の後半部になるのだが、それぞれで中心になる人物…

【企画】家にあるアニメ作品を全部見直してみる19 レビュー「響け!ユーフォニアム」

すっかり「部活もの」に弱くなってきたなあ・・・ わりかし作品数の多かった「は」を抜け出し、いよいよ「ひ」へ突入。先陣を切るのは「響け!ユーフォニアム」でございます。 よくよく考えてみるとガチガチの「部活もの」作品ってそれほど見ていない気がす…

【企画】家にあるアニメ作品を全部見直してみる18 レビュー「ばらかもん」

「自分らしさ」ってなんだ? 今回取り上げるのは「ばらかもん」。 書道を題材にしており、自分の字を「型にはまった字」と酷評された主人公の半田清舟が五島で現地の人々と交流を深めながら自分を見つめ直すという内容である。 基本的には島での暮らしや島の…

【企画】家にあるアニメ作品を全部見直してみる17 レビュー「花咲くいろは HOME SWEET HOME」

これもそれぞれの「オハナ」の話。 最近家族がテーマになっているアニメをよく見る機会がある気がする。おそらくいくつも見ている中で今自分が気になっている「家族」というものが勝手に印象深くなっているのだと思うが、それにしても独り身だとやはり家族も…

【企画】家にあるアニメ作品を全部見直してみる16 レビュー「花咲くいろは」

輝きたい全ての人々に贈る。 今回の作品は「花咲くいろは」。 P.A.WORKS初の完全オリジナル作品にしてお仕事シリーズの第1弾である。 内容はというと、夜逃げせざるを得なくなった主人公の松前緒花は祖母の四十万スイを頼り、湯乃鷺温泉街にある喜翆荘にて…

【企画】家にあるアニメ作品を全部見直してみる15 レビュー「バケモノの子」

師弟愛=家族愛。 ハ行の一作品目は細田守監督の「バケモノの子」をピックアップ。 細田作品は琴線に触れるものと触れないものの差が大きいんだけど、これはわりと好きな部類に入る作品。まあ、個人的ベストは今でも「サマーウォーズ」だけれども・・・ 内容…

【企画】家にあるアニメ作品を全部見直してみる14 レビュー「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 」

日5枠では1,2を争うくらい大好きな作品。 「鋼の錬金術師」のアニメといえば2003年版と2009年版の2つあるが、私がこの作品にハマったのは賛否両論あった2003年版を見てである。オリジナル要素が濃い2003年版であるが、ダークな雰囲気は…