趣味のみぞ語るセカイ

趣味であるお酒や読書、アニメ等に関して思ったことを綴っていくブログです。

【レビュー】半沢直樹 2020 Blu-ray box

 令和になっても倍返し。

 

f:id:ChitaShindoh:20210221211849j:plain

 

 今回取り上げるのは、2020年のドラマ界を席巻した名作ドラマ「半沢直樹」のBlu-ray BOXである。

 

 私はここ10年近くドラマを全く見てこなかった。1時間集中力がもたないというのもあるし、正直ドラマが面白いと思えなかったというのもある。もちろん、それが理由で「半沢直樹」の1期も全くといっていいほど見てはいなかった。

 

半沢直樹」との出会いは2期が始まる少し前のことである。友人からドラマを勧められ、1期がちょうど動画配信サイトで一挙配信されていたので、外出自粛の影響で時間的余裕もあったため、試しに見てみた次第である。とてつもない衝撃だった。ある種時代劇的な演出。勧善懲悪に近いが、勧善懲悪とも言い切れない絶妙なグレーゾーンを突っ走っていく展開。そしてキャストの怪演…こんな面白いドラマがあっていいのかと思った次第である。なぜ、2013年にリアルタイムでこれを見ていなかったのか…

 

 こんな面白い作品を見つけてしまった以上、2期を見ないわけにはいかない。今シリーズは全話リアルタイムかつ録画もして文字通り「ドハマり」していた。2期になっても半沢直樹の面白さは変わることなく、むしろ事業規模が大きくなるにつれてさらに面白くなっていた。テレビが下火になってきた時代に、まだこれだけ面白いコンテンツを提供できるとは。テレビの底力を見た次第である。

 

 さて、このBlu-rayであるが、時間の都合で入らなかった細かい場つなぎシーンがいくつも入っている。テレビで見ていてもそれほど違和感はなかったのだが、Blu-rayになってそのようなシーンを見ると、やはりBlu-ray版の方が自然に感じる。半沢直樹ファンはぜひともBlu-rayを購入して、より自然になった「半沢直樹」の世界観に浸ってほしいと思う。