都知事選の前の「静観」は正解なのか?
最近、現職の某都知事がなりを潜めている。
コロナ自粛全盛期にはやたらとカタカナ語のワードを多用し、全くもって中身のない政策を打ち出し、自身の独断と偏見で自分が作った政策の基準さえゆがめ、やりたい放題やっていた現職の都知事。
ところが、いったん落ち着きを見せていた新型コロナが経済活動の再開に伴い再び感染者数が増えてコロナ全盛期ほどの感染者数になっているのにもかかわらず、自身で設定した何とかアラートだったり何とかロードマップだったりは今回は全く機能せず、特に何の策も講じていない様子である。それを見る限り、本当に口だけの人であったと評価せざるをえない。
さて、私が一番気になるのは、なぜ今コロナ対策に向けて全く動かないのかということである。確かに選挙が控えているため、選挙対策として都民への呼びかけが優先されるという気持ちもよく分かる。しかしながら、都民への一番のアピールは選挙演説をすることではなく、現在増加している新型コロナ感染者の対策をすることではないのだろうか。
彼女が新型コロナ対策としてしているのは、小学生でもできる「呼びかける」ことだけである。中身のない政策を打ち出されてドヤ顔されるよりは、たとえ失敗だったとしても信念をもって積極的に色々と動き、結果を出してくれる方がよい。そういう意味では、某府知事のような人材が求められているのである。
さて、今一度よく考えよう。今現職都知事に本当に必要とされていることは何なのか、そしてそれを現職と知事はしているのか。
そしてやはり、自分の意見を主張したいのであるならばやはり選挙に行き、投票をするべきである。そして、ここまで都知事選に対して書いたのにも関わらず、私は都民ではないので投票ができないということを付け加えておく。