【レビュー】LEO-NiNE(LiSA)
LiSAは「紅蓮華」だけじゃない。
今回取り上げるのはLiSAのアルバム、「LEO-NiNE」。今や完全に「時の人」となっているLiSAの魅力が詰まった最新アルバムである。
収録曲は以下の通り。
1.play the world! feat. PABLO
2.紅蓮華
3.晴レ舞台
4.マコトシヤカ
5.cancellation
6.愛錠
7.赤い罠(who loves it?)
8.わがままケット・シー
9.unlasting
10.ADAMAS
11.1センチ
12.ハウル
13.BEAUTIFUL WORLD
特筆すべきは最近のLiSAにはミディアムテンポの楽曲が多いということである。ただやはり、個人的にはそのようなLiSAよりもロックでポップなLiSAが好きなのである。
個人的なお気に入りとしては、「マコトシヤカ」、「ADAMAS」「1センチ」だろうか。「マコトシヤカ」はロックテイストではあるものの、少しポップ気味なガールズロックの様相を呈しており、間奏の「wow wow」のところはLIVEでも一緒に盛り上がれそうな疾走感のある楽曲である。「ADAMAS」は言わずもがな、SAOのオープニング曲でもあるが、最近のLiSAのLIVEではお決まり曲となりつつある彼女のお気に入り曲でもある。個人的には、「紅蓮華」よりも一体感を持って楽しめるので非常に好みである。「1センチ」は、わずか1分半の短い曲ながらもアルバムの中で非常にインパクトを残してくれた楽曲である。これも疾走感のある楽曲ではあるのだが、何で1コーラス分で完結させてしまったのだろうか。できれば他の楽曲と同様にもっと長く聞いていたかったのだが、「短い」ということがこの曲がインパクトに残ったきっかけでもあるのだし、何とも言えないところである。
今を時めくLiSAの「紅蓮華」以外の魅力も、ぜひとも感じてほしい(もちろん「紅蓮華」も入っているので、それもぜひご視聴あれ)。