【レビュー】Phantom Joke(UNISON SQUARE GARDEN)
ユニゾンって惹きつけられるよね。
今回取り上げるのはユニゾンの最新シングル「Phantom Joke」。
私自身はご多分に漏れず、「オリオンをなぞる」でユニゾンを知った身なのだけれども、本当にユニゾンの曲は疾走感があって良い曲が多い。当然、ミディアムテンポの曲も良いんだけれども。ただ、歌詞が難解でストーリーが読めないものも多分にある。個人的には詞がしっかりとストーリー調になっているのが良いんだけれども、ユニゾンに関してはそこは目をつぶっている。
さて、今回の表題曲「Phantom Joke」はアニメFGOのOPであり、疾走感にあふれた楽曲になっている。いつも思うのだが、この楽曲の速さ、歌詞の量でよく噛まないものだなと、良く息が持つものだなと、ただただ感心するばかりである。
2曲目「ぼくたちのしっぱい」と3曲目「mouth to mouth(sent you)」はミディアムテンポの楽曲。個人的には「ぼくたちのしっぱい」の曲感がとても好きである。良質のバラードとなっている。
ユニゾンのシングルは断然初回限定盤を買うべきである。必ずといっていいほどライブ音源を収録してくれるからである。
今回はZepp Tokyoで開催された「MODE MOOD MODE ENCORE」から22曲が収録されている。個人的にはやはり「桜のあと」が好きかな。『夜桜四重奏』が好きだったし。
ユニゾンの音楽は一般人にも広く知れ渡っているため、我々オタクにとっては一般人とオタクとをつなぐ数少ない架け橋になっている。ユニゾンには、これからも積極的にアニソンタイアップ曲を歌ってほしいと思っている。