【企画】今月のタダ本(2020年2月・一般小説の部)
今月は小説ちょっと少なめ。
「今月のタダ本」、2月の一般小説の部にエントリーされたのはこの4冊。
ネットオフのサブスク、「タダ本」の詳細は以下の通り。
ラインナップは以下の通り。
1.朗読者(ベルンハルト・シュリンク)
2.葉桜の季節に君を想うということ(歌野晶午)
3.幽落町おばけ駄菓子屋4,5(蒼月海里)
1.朗読者(ベルンハルト・シュリンク)
タダ本のサブスクを始めたことによって、自然とamazonや読書メーターなどを見る機会が増えた。それに伴ってあまり得意ではなかった海外文学にも少しずつ触れていこうといろいろ探していたところ、気になったのがこの『朗読者』である。よくよく考えてみたらドイツ文学は一度も読んだ記憶がなかったので、ドイツ文学で評価の高いこの作品を読んでみようと思った次第である。読み終わったらこのブログでレビューしようと思う。
2.葉桜の季節に君を想うということ(歌野晶午)
歌野晶午氏の代表作である『葉桜の季節に君を想うということ』も、お恥ずかしながら未読である。数あるミステリ作品の中で非常に評価の高い名作だというのは聞いていたのだが、これまで縁がないものであった。文庫裏の解説では「必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本」とあるので、ぜひ期待して読みたい。最近ミステリを読み直す気力がめっきりなくなっているので、この本はそんな私でも読み直してしまう魔力があるものと信じている。
3.幽落町おばけ駄菓子屋4,5(蒼月海里)
前回3巻を読んでレビューをした『幽落町おばけ駄菓子屋』の続編(4、5巻)である。3巻の段階で猫目ジローさんがだんだん愛くるしくなってきたので、これらの巻でも引き続き小憎たらしさが愛くるしさに変わっていくことを期待している。また、5巻で話も折り返しなので、何か物語が大きく展開していくことを大きく期待しないではいられない。
今回取り上げたのは以上の4作品。毎回言っているようで大変情けないのだが、残念ながらどんどん積み本が溜まっていっているのが現状である。