【レビュー?】ほっと文庫六冊
今となっては激レア。
今回取り上げるのは角川書店とバンダイがタッグを組んで入浴剤と短編小説を抱き合わせて販売するという「ほっと文庫」の6冊である。
本作品は2011年に販売されていた期間限定の商品であるため、今となっては入手困難なものとなっていた。私は最近になってから森見登美彦氏の作品を探す中で「郵便少年」の存在を知り、そこから転じてこれらの作品群を知ったので今から手に入れるのは難しいのではないかと予想された。事実、「郵便少年」をヤフオクやメルカリなどで調べてみてもなかなかに販売されておらず、フリマアプリを調べる日々が続いた。そんな中、メルカリでようやく全作品をセットで販売しているのを見つけ、それを購入したのである。
ラインナップは以下の通りである。
・『桃の花は』(あさのあつこ)
・『ゆず、香る』(有川浩)
・『郵便少年』(森見登美彦)
・『はちみつ色の』(西加奈子)
・『姫君とバラの香り』(桐生操)
ようやく手に入れたこれらの作品だが、タイトルに「レビュー?」とあるように、レビューするのにかなり勇気がいるものになっている。
というのも、これらは有川浩氏の『ゆず、香る』以外は未開封の状態で手に入ってしまい、これらを開封するのにかなり勇気がいるのである。とはいえ、これをまた転売するつもりもないし、自分が読むために次期に開封していこうとは思うのだが、それにしても販売してから9年経って未開封品が手に入るとは思っていなかった。