【企画】今月のタダ本(2020年10月・小説の部)
読書の秋。
先月は漫画で15冊を費やしてしまったため、久しぶりに小説を購入。ネットオフのサブスクサービス「タダ本」の詳細は以下のページから。
今月のラインナップは以下の通り。
1.『くりかえす桜の下で君と』(周防ツカサ)
3.『送り屋2』(御堂彰彦)
4.『判決はCMのあとで』(青柳碧人)
5.『このたびはとんだことで』(桜庭一樹)
6.『九杯目には早すぎる』(蒼井上鷹)
1.『くりかえす桜の下で君と』(周防ツカサ)
言うてしまえばタイトルとジャケット買い。裏のあらすじを見るとタイムリープものなのではあるのだが、それから逃れる条件が「恋人を作ること」。涼宮ハルヒシリーズの「エンドレスエイト」のように条件が分からないわけではないので何度も繰り返すことはなさそうだが、一体どのように脱出するのか…
もうただひたすら妖精さんに癒されるだけのライトノベル。数か月前に1~4巻を購入後、1巻はすぐに読んで最後まで読むことを決意したため今回5巻を購入。早いところ2巻以降も読んでいかないとな…
3.『送り屋2』(御堂彰彦)
御堂彰彦氏の『送り屋』2巻である。とはいうものの、まだ1巻を読んでいないのでまずは1巻を読まないとならない。内容としては死者の声を聞いて彼らの願いを叶えて向こうに送る「調査員」の話であるという。こう見てみると読みたいのが本当に多いな。
4.『判決はCMのあとで』(青柳碧人)
青柳碧人氏は『ブタカン』などいくつかのシリーズを読んでいるが、今回の作品もまた面白そうな話である。話としては、裁判中継が娯楽となった世界観の話である。法廷ミステリはミステリの王道となりつつあるが、まさか裁判が娯楽になった世界を描くとは想像だにしない。なかなか面白そうな設定であり、読むのも楽しみである。
5.『このたびはとんだことで』(桜庭一樹)
個人的に好きなミステリ作家であり、かつ直木賞受賞者の桜庭一樹氏の短編集である。ミステリ作家は往々にして奇妙な話を書くのが得意であるが、桜庭一樹氏もご多分に漏れず奇妙な話を書くのが得意である。彼女の手によってどんな奇妙な世界観が描かれるか、楽しみである。
6.『九杯目には早すぎる』(蒼井上鷹)
個人的に蒼井上鷹氏の作品は読みやすくて相性がいいのかもしれない。今作はハリィ・ケメルマン氏の『九マイルは遠すぎる』からタイトルの着想を得ていることが容易に想像できるが、果たして彼の作品のような安楽椅子探偵の話になっているのか、非常に楽しみである。
以上が今回購入した6作品である。毎回毎回早く読みたいと言っているような気がするのだが、それならば早く読めばいいだけである。さあ、これからでも読むとしよう。