「天下茶屋」（河口湖町）

　紅葉見ながらほうとうに舌鼓。

　休みだったので紅葉を見に行きつつ御坂峠にある「天下茶屋」にほうとうを食べにちょっくらドライブ。河口湖の付近は今が紅葉真っ盛りでなかなかに良い感じの景色である。

「天下茶屋」の前から富士山と河口湖をパシャリ。太陽光のせいで少し白くなってしまったのが少し残念。ただ紅葉はこの上なく綺麗でございやした。

「天下茶屋」は太宰治が『富岳百景』を書く際に滞在していた場所としても有名であり、店舗の二階は太宰治文学記念室として太宰が滞在していた当時の部屋の様子を復元してあるので、太宰ファンは立ち寄り必須の場所である。それでなくても富士山と河口湖を一望できる席と絶品の料理があるので、ここで一服しないのは大損である。

　ここで食べる定番メニューは「ほうとう」と「いもだんご」である。

　まずは「いもだんご」。俗にいうじゃがバターなのだが、ほくほくでうっすらと塩味。バターとの相性も良く、つい何個でも食べたくなってしまう。今一番調理法を知りたい料理である。

　そしてメインディッシュのほうとう。野菜がたっぷり入っているので食べごたえも十分である。秋なので旬のかぼちゃがとてつもなく美味であった。幅広の麺も相まって食べごたえ十分。スープまで美味しく飲ませていただきました。

　このシーズンは平日休日の区別なく観光客でにぎわっているので、時間をずらして行くことをおススメする。店へ向かうハイキングコースなどもあるので、ぜひほうとうを目指して峠を登ってみては。