【レビュー】鉄のラインバレル(清水栄一・下口智裕)
「正義の味方」を追求したお話
今回は「鉄のラインバレル」を。
もう十年以上も前にアニメが放映されていて漫画も四年前には完結していたのにもかかわらず、そういえば買っていたのに読んでいなかった作品。ロボットものとかは特にそうなんだけど、アクションシーンでスピーディー感を出すと何がどうなったか分かりづらいんだよね・・・ロボットものの宿命として受け入れるしかないのか・・・
とはいえ、止め絵のマキナ(ロボット)デザインはめちゃくちゃカッコいい。個人的には断トツでヴァーダント。背中の翼のようなバインダーがとてつもなくかっこいいよね。ファクターの森次さん含めて好きだわ。
ストーリーに関しても、最終話は賛否分かれるだろうけれども、よく駆け抜けたという感じ。強いて言えばJUDA VS 加藤機関以降急ぎすぎたかな感はある。というか、JUDAと加藤機関の対立構造が結構好きだったかな。
個人的にはネットラジオがめちゃくちゃ記憶に残っている。柿原さんと能登さんのからみがめちゃくちゃで面白かった。柿原さんの変態性が垣間見えたラジオでもある。ノトマミストって・・・
とにかく、原作の漫画、アニメ、Webラジオに至るまでよく楽しめた作品でした。
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