趣味のみぞ語るセカイ

趣味であるお酒や読書、アニメ等に関して思ったことを綴っていくブログです。

【レビュー】部首のはなし(2)(阿辻哲次)

 私は部首オタクなのです。

 

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 このレビューの頭にこれを書くのもどうかと思っているのだが、4月より「現役の教員」に復帰している。これに関しては紆余曲折あるので詳細は省くが、4月からは「現役教員の書く教育以外のことを主に記すブログ」になっていることをここで報告する。

 

 話を戻そう。私は常々生徒に国語を、特に漢字を教える中で「部首の重要性」を説いている。部首に関しては1~2時間たっぷりと「そもそも部首とは何ぞや」ということを説くくらい部首を重宝している(これに関しては後日ブログに書くかもしれないが)。

 

 阿辻哲次氏の著した『部首のはなし』は各部首にフォーカスを当てて各部首の由来や意味を解説した新書である。本作で特筆すべきは1つの部首を4ページで、しかも堅苦しくなく、エッセイテイストで解説していることである。かなり読みやすく、それでいて豊富な雑学も手伝ってしっかりと勉強できる。

 

 漢字を勉強するには部首から学ぶべきである。部首が完璧になれば高校学ぶ漢字くらいはたやすく覚えることができるとは私の持論である。何故部首を学ぶべきかは今度記すかもしれないが、これでおまんまを食べているということもあるのでどこまで手の内を見せるか、今も少し悩んでいる。