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【企画】家にあるアニメ作品を全部見直してみる37 レビュー「楽園追放」

 フルCGロボットアニメの最高峰。

 

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 今回取り上げるのは水島精二監督が手掛けたフルCG劇場作品、「楽園追放」である。2014年当時この作品を劇場で見た時にはそれはそれは衝撃的であった。

 

 内容は人類のほとんどが肉体を捨てて地球を離れ、電脳空間「ディーヴァ」で暮らすようになった2400年の地球を舞台に、ディーヴァに対してハッキングを繰り返している犯人を捜しに捜査官のアンジェラが地上に降りたって犯人捜しをするという内容である。

 

 今作の見どころは何といっても「アーハン」と呼ばれる機動外骨格スーツ同士のバトルシーンである。フルCGの良さを全面に生かし、スピード感あふれるバトルを展開している。あれは何度も見たい躍動感のあるシーンになっている。

 

 本作は単作の劇場版であるため、せっかく作り上げた世界観等はもっと広げてほしいと個人的には強く思うのだが、幸いなことに小説版で前日譚や後日譚が展開されている。まずは劇場版を見てから、小説版にて「楽園追放」の世界観に浸ってほしいと思う。