【企画】今月のタダ本(2020年1月・実用書の部)
とてつもなくバラエティに富んだ実用書の数々。
今回は12月では1冊も購入しなかった「実用書」を取り扱う(正確には「その他の書籍」なのだが)。
「タダ本」の詳細は以下の通り。
購入したのは以下の通り。
・世界の日本人ジョーク集(早坂隆)
・10分あれば書店に行きなさい(齋藤孝)
・歌になった「にっぽん昔話・伝説」の謎(合田道人)
・死刑(森達也)
・世界の日本人ジョーク集(早坂隆)
ジョークというのはその場を和ませるための笑いの為に用いられるものである。ジョークの内容は偏見や固定観念などがふんだんに盛り込まれたものになるが、裏を返せばそのジョークから海外の人が日本人をどう見ているのかや、日本人がどういう仕草をする傾向にあるかということがそのジョークから理解できるのではないかと思われる。「客観的に見た日本人」を理解するのに、このような本は手助けをしてくれるのではないだろうか。
・10分あれば書店に行きなさい(齋藤孝)
パソコンやスマホで容易に情報収集できてしまう現代の世の中であえて「書店に行って情報収集をすること」を提唱する1冊。町中の書店が次々と姿を消していく中で、確かに私自身も書店に足を運ぶ機会はめっきり減ってしまっている。これを読んで、また書店に足を運ぶ機会を増やしていきたいと思う。
・歌になった「にっぽん昔話・伝説」の謎(合田道人)
合田道人氏の作品は『案外知らずに歌ってた童謡の謎』で知ってそれ以来童謡シリーズが好きで読んでいた。そんな中、なぜか合田氏の初期作品であるこの本をまだ入手していなかったので、このタイミングで購入することに。今回は童謡ではないので、私にとってはそれも少し斬新ではある。
・死刑(森達也)
最後は実用書というよりは、ドキュメンタリー作品である。
教員免許の取得のためには大学で「憲法」を学ばねばならず、たまたま私が講義を受けた教授が「死刑」について熱心であったのを思い出した。私は死刑に対してどちらかというと賛成派ではあったのだが、その講義を通して死刑というものに対して深く考え直した覚えがある。それからしばらくは死刑に対して何か考えることはなかったのだが、この本を通してまた死刑に対して自分の考えを深めていこうとは思う。
さて、いよいよ明日はコミックの部である。これもまた数が多いのだが、しっかりと紹介していきたい。