株主優待券で豪遊の巻
私、株主なんです。
昨年の年末も差し迫った頃、私は非常に焦っていた。「まんだらけ」の株主優待券(5000円分)をまだ使っていなかったのである。有効期限が1年あることで完全に油断していた。使い切らなければ勿体ない。その衝動に突き動かされ、私は年末のまんだらけのCDコーナーで立ちつくしていた。
不思議なもので、お金を払って買うときには全く迷わずに次から次へと買うことができるのに、無料となると途端に手が出なくなる。いつも通りに買えばいいのに、よりお得に買おうと思って変にインターネットサイトとかで料金を比較してしまうのである。
悩みに悩むこと1時間。ようやく手に取ったのが次の7作品である。
・豊崎愛生のおかえりらじお スーパーあきちゃんねるSP5
・豊崎愛生のおかえりらじお スーパーあきちゃんねるSP8
・ドラマCD タビと道づれ
・バカとテストと召喚獣 文月学園放送部08
・みなきけ おかえりVol.1
「おからじ」のDJCDはわりと好きでリピートしている。エスパー愛生ぉのデキチャウヨイリュージョンが特に好きで、あのくだらないイリュージョンには毎回笑わせてもらっている。
『タビと道づれ』は原作が大好きで未だに時々見直す。1クールのアニメだったらちょうど良い長さの作品だと思うし、アニメ化のネタが枯渇してきた現代だからこそ見直されるべき作品だと思う。ドラマCDはまだ持っていなかったので、タビの世界観を堪能しようと思う。
よく聞き直すDJCDの代表格が文月学園放送部である。絶望放送やひだまりラジオと同じくらいエンドレスリピートしている作品である。時を追っていく毎に原田ひとみがどんどん淫獣化していくのが何とも面白い。
みなきけも1期のラジオからずっと聞き続けている。「みなきけバンバン」だったりうりぽたんの漫画だったりといろいろと名物が生まれていた良いラジオであった。DJCDの特色としてはやはり初回盤に漫画が収録されていることであろう。ある意味、これが本編ともいえる。
キャラクターによるカバーソングアルバムの最高峰は「からかい上手の高木さん」だと個人的には思うが、それより前はこの「神のみぞ知るセカイ」のキャラソンカバーアルバムの選曲がドストライクで大好きだった。だが、選曲は知っていたものの実際にっ聞いたことはなかったので、今回ようやく手に入れられて喜びも一入である。昨年ベストライブの東山奈央ライブツアー「Infinity」でも聴いた「愛・おぼえていますか」を先ずは聞きたい。
私の人生の中で、最高のアニメ映画は「この世界の片隅に」である。昨年末に「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」が公開され、「片隅」ブームが再燃中である私にとって、このサントラは最大級に恋焦がれていたものである。まずは早く「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」を見に行きたいものであるが、なかなか仕事で暇も見つけられないので、それまでこれを聞いてしのごうと思う。
以上、7点で5000円といくらか。個人的には最大限満足のいった株主優待券の使い方であった。