【博物館】特別展「不思議の国のアリス展」
どうやら私も不思議の国に迷い込んでしまったようだ。
現在横浜で開催中の「不思議の国のアリス展」にようやく行くことができた。言わずと知れた不朽の名作であるルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』をピックアップした特別展である。
『不思議の国のアリス』は幼稚園の演劇で披露した記憶があり。好きな作品である。大人になってから読み直してみると、なかなかにシャレの部分が分かりにくく、いつかは英語で読んでみたいと思いつつ、悲しいことにまだチャレンジできていない。『鏡の国のアリス』の方はハンプティ・ダンプティのシーンを学生の時に英語の授業で読んだ気がする程度の思い出しかないため、大人になって読み直してもそこまで思い入れはない。まあ、作品自体はそこそこ面白かったが、やはり『不思議の国のアリス』の方が好きかな。
もう一つ、「アリス」シリーズが好きな理由としては皆川亮二の漫画『ARMS』を読んだことが挙げられる。『ARMS』は『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』から多くのモチーフが用いられており、『ARMS』好きとしてはやはりそのモチーフの元は自然と好きになるだろう。
さて、話題をアリス展に戻そう。
第1章では貴重な『不思議の国のアリス』の初版本やルイス・キャロル自筆の挿絵のスケッチ、最初に『不思議の国のアリス』の挿絵を担当したジョン・テニエルの下絵などが展示されている。
第2章だけは写真撮影が許可されており、挿絵を手掛かりに『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』のストーリーをもう一度振り返るという内容になっている。
第3章は様々なメディア(映画やアニメーションなど)で表現されている「アリス」ワールドに焦点をあて、関連物を展示している。
中はこんな感じ。フォトスポットがあったり、「アリス」シリーズにぴったりな謎解きゲームに参加できたりする。平日の夕方にしてはわりと観覧者がおり、その半数以上が謎解きゲームに参加していた。時間があれば私もやっていたのだが、残念ながら時間がなかったので今回はお見送りに・・・
普段は公式図録以外のグッズを買わないのだが、今回は図柄に惹かれてトートバッグを購入してしまった。個人的にお茶会のシーンとクロッケーのシーンが大好きなのである。大切に使うことにしよう。
「不思議の国のアリス展」は全国各地で開催されるが、横浜会場は11/17までなので、関東民はそれまでにぜひ会場へ! 個人的にはもう一度行ってみたいものである。