【企画】居酒屋探検記2 「万喜」(中野)
中野の名焼き鳥屋でございます。
居酒屋探検記の第2回目は中野の焼き鳥屋「万喜」を紹介する。
中野駅の北口を出て、サンモールのアーケードを進み、中野ブロードウェイの手前の通りを左に折れ、ミスタードーナツの手前にある細い通りに赤い提灯を構えた小さな店が見える。2階建ての店舗は40名ほどは入れるだろうか。
ここのウリは1本90円台からある絶品焼き鳥と豊富な日本酒のラインナップである。
「万喜」のスタートはビールセットから始めると良い。ビール(同価格帯の飲み物に変更もできる)と焼き鳥串が3本ついて500円という超良心的メニューが存在する。
焼き鳥登場。ちなみに上の写真は「かわ」である。こんなにパリパリでジューシーなかわを今まで食べたことはない。他にも「つくね」や「せせり」、「ささみ」、「ぼんじり」、「テッポー」などの焼き鳥串は私がいつも頼むものである。
ちなみに今回の記事のトップでも使用したこの写真の下にある焼き鳥は何かお分かりだろうか。
「万喜」の看板メニューのひとつ、「アミレバー」である。これがレバーだと思わない人も多いだろう。私も最初はそうであった。そして、食べてみてさらに驚き。めちゃくちゃ美味い。私もいろんな人を紹介して食べさせたが、今までレバーが嫌いだったという人もこれに関しては喜んで食べることが多かった。ここのレバーが食べられなければもうレバーを食べることは諦めた方が良いだろう。レバー好きの人もこれを食べずしてレバー好きを語るべきではない。これより美味しいレバーがあればぜひ紹介してほしいものである。
煮込みも絶品である。煮込みは日替わりなので、店員に確認するとよい。ただ、何の煮込みであっても美味いことだけは約束しよう。
〆の定番は「つくねでつくったチーズキーマカレー」。最初はランチ限定メニューだったのだが、いよいよ夜にも進出してきた。これは絶対に食べるべきシメである。
もう一つ、〆の定番として「マキ風 鶏飯」がある。分かりやすく言えばとんこつラーメン(鶏ダシだけど)からラーメンを抜いてご飯を入れたようなメニューであるがこれも絶品。一度ご賞味あれ。
「万喜」のもう一つの魅力が豊富な日本酒のラインナップである。もちろん日ごとにラインナップは異なるのだが、酒好きの大将は酒通にはたまらないラインナップを常時揃えている。個人的には「No.6」などで知られている新政酒造の酒を複数用意してくれているのがとても嬉しい。
ちなみに、最近行った時には、
「陽乃鳥 改」が。頒布会のお酒を遠慮なく出してくれるなんてさすが大将! 最高である。もちろん美味しくいただいた。
他にもこの時は「十四代」、「黒龍」、「農口尚彦研究所」などを頂いた。この他も素晴らしいラインナップがあるので、日本酒好きは一度来店してみてほしい。
以上、焼き鳥と日本酒の絶品居酒屋、「万喜」。ここを超える焼き鳥屋を、私はまだ知らない。