【レビュー】Lasting Song(高垣彩陽)
音楽のレビューとかもしてみようかしら。
アニメの円盤を買ってるってことは当然CDも買っているわけで。さすがに数百枚ものCDのレビューをするのは誠に億劫だと思っていたため避けていたけれども、これから買うものなら紹介してもいいのかなと思って紹介する次第。
表題曲の「Lasting Song」は『戦姫絶唱シンフォギア』の五期ED曲。シンフォギアシリーズの曲はどれが来てもライブでぶち上がる曲なので今回も期待していたが、今回はいつもと若干テイストが異なりロックテイストが強くなっていた。イントロとアウトロの「wow wow」の部分はコールポイントになるだろうか。今回の曲もライブでかなり盛り上がりそうである。
高垣さんのシングルだと楽しみなのが表題曲以外の曲である。毎回表題曲に負けず劣らずクオリティが高いのだ。
2トラック目の「幸せのかたち」はミディアムめのテンポで好きな部類の曲であった。なんか曲のテイスト的に早見沙織にも歌ってほしい。これはハマりそう。
3トラック目が高垣シングルの醍醐味といえよう。ここは毎度カバー曲と相場が決まっている。で、今回の曲はというと・・・「IF THE WORLD HAD A SONG」。
・・・申し訳ございません、よく存じ上げませんでした。クラシックかなとも思ったけれども、それも違うようで・・・調べてみると白鳥英美子さんの曲のようで。比較の為原曲を聞いてみるとポップ調で聞きやすい曲であった。
さて、この曲をどうカバーしたのかと期待を持ちつつカバー曲の方を聞くと、すぐに「主よ、人の望みの喜びよ。」が根底にあることが分かった。白鳥verの方だとポップアレンジされていたので根底にこの曲があることが分からなかったのだが、高垣verではクラシックアレンジとなっていたため、クラシック→ポップ→クラシックという面白いカバーの変遷を辿った曲になっている。共通している点はというと心地よい安らぎを与える素敵な楽曲だということである。
以上の3曲で構成された今回のシングル。とりあえずは、スフィアのライブで「Lasting Song」を聞いて一緒に「wow wow」したいと思う。