【博物館】特別展「マンモス展」
よく考えたらマンモスってそんなに詳しくないかも。
土曜日にお台場に行く用があったので日本科学未来館で開催されている「マンモス展」へ行ってきた。
土曜日で混雑していることも予想して行ったのだけれども、思ったよりは混雑せず、わりと余裕を持って見ることができた。
まず出迎えてくれたのは「ディーマ」と名付けられたケナガマンモスの仔。保存状態も良く、足元には毛もはっきりと残っている。
次の見どころはマンモスの全身骨格だろう。単体だと非常に大きく見えるのだが、アジアゾウと同じサイズくらいのようで実はそれほど大きくない。ここのゾーンにはマンモスの毛に触れられるコーナーがあるので、ぜひ実際に触れてみてほしい(私は体験できなかったけれども)。
展示されているのはマンモスだけではなく、マンモスと同時代の地層から発見された動物も展示されている。
上は仔ウマで下はユカギルバイソン。仔ウマには「フジ」という名前が付けられており、それが発見された時の様子が映像で流されているのだが、実際に発掘現場でこれを発見できたら大興奮間違いないだろう。展示されているものを見るだけでこんなにも興奮するのに。
マンモスの鼻も見どころである。全身骨格で見ての通り、マンモスの鼻には骨がないため、このように鼻が見つかるのはとてもレアなようだ。鼻先はユニークな形をしており、見ていてとても面白い。
後半はマンモス復活に関しての研究過程が分かりやすく展示されており、DNAやクローンなどに関してよく知ることができる。
最後の展示物はユカギルマンモスの頭部。2005年の「愛・地球博」でも展示されていたが、当然今回のマンモス展の目玉でもある。写真のこれはレプリカだが、きちんと本物を見ることができ、迫力は凄まじい(写真撮影NGなので、それだけ注意)。
以上、今回のマンモス展の見どころである。わりと子どもでも分かりやすく展示が工夫されているのでぜひ家族連れで行ってみてはいかがだろうか。