趣味のみぞ語るセカイ

趣味であるお酒や読書、アニメ等に関して思ったことを綴っていくブログです。

3人旅夏の陣①「伊豆高原ビール本店」

 これからしばらくは土日で行ってきた3人旅の振り返りになりますのであしからず。

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 私にはこれ以上ない友人のS氏とN氏がいる。

 彼らとの付き合いももう15年を超えるが、その付き合いは途絶えることなく、2年前からは定期的に旅行に行くようになった。

 そして今回は伊東を目的地として定め、台風も接近する中、車で赴いた。

 

 我々の旅は基本的に食と酒、そして温泉などの休養を主目的としている。観光などには目もくれない。そのため寄り道もなく、目的地に向けて一直線である。

 

 我々は昼食を摂るための目的地を「伊豆高原ビール本店」に定めた。せっかく静岡に行ったのだから美味い海鮮料理が食べたいとの3人の共通見解により、目的地を定めた次第である。

 

 そしてここでブログ慣れしていない私の失態が露呈する。店の外観写真を撮るのをすっかり忘れてしまっていたのである。大変申し訳ないというほかない。

 

 話を戻そう。12時を少し過ぎたあたりで目的地に着いた。店舗には大型の駐車場があるのだが、なかなか混んでいる。台風前だというのに、そんなことお構いなしとばかりに、店内はたくさんの客で賑わっていた。15分ほど店内で待ち、席に案内される。メニュー表にはたくさんの海鮮料理が並んでいる。その中で目を奪われたのは店の人気メニューでもある「漁師の漬け丼膳」である。やはり名物に行くべきか・・・と少しばかり頭を悩ませながら他に視線を移していると、あるものが目に留まった。これしかない、私は迷うことなく、それを頼んだ。

 

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「三種どんぶり膳」である。

 ランチタイムだったので、これで2000円弱。内容は漬け丼、釜揚げシラス丼、豚バラ炙り焼き丼の3種類のミニ丼セットである。こんなにコスパの良いセットもないだろう。

 

 肝心の味はというと、漬け丼はマグロやサーモン、アジなどの漬けが美味で思わずご飯が進んでしまう。豚バラ炙り焼き丼は見た目ほど豚バラが重くはなく、しっかりと味がありながらもご飯に合ってバクバクいける(それでも濃い場合は漬け丼のワサビをつけると良い感じで濃さを中和してくれる)。

 

 何よりも美味しいと感じたのは釜揚げシラス丼であった。シラスの塩味が絶妙で、店員は醤油をかけることを勧めていたが、醤油の必要はなかった。一番ご飯と合う最高のおかずである。気づけば、あっという間に3つの丼全てが空になっていた。

 

 さて、「伊豆高原ビール本店」に来ておいて、カテゴリーに「お酒」という項目を作っておきながら、一切ビールについて語らないとはどういうことだと感じる人もいるだろう。私自身すべてのアルコール飲料の中でビールが最も好きであるし、飲む時は3~5リットルくらい平気で飲む。だが、今回の伊豆高原ビールに関しては残念ながら語ることができない。目の前で美味しそうにビールを飲む2人を、私は指をくわえて眺めているしかなかった。

 

 私は今回の旅で、運転手の役目を仰せつかっているのである。