嵐の前の暑さ

　今朝は太陽に足を焼かれて目が覚めた。

　カーテンの隙間から差し込む日光の熱量は侮れず、寝返りも効果を発揮せず、起床予定の２時間も前に起こされてしまった。つい先週までは夏を早く来い的なことをブログで書いていたのだが、早くも前言撤回したい次第である。

　さて、今日は都心に赴く用事があったので、午前中から外出する。スーツ姿で上着を羽織らなければならないのは地獄である。汗が止まらない。今年の夏はこんなに急に牙を剥いてきたか。燦燦と輝く太陽に睨みをきかせながらそんな恨みつらみをもらして目的地へと赴き、用事を済ませる。

　そんなこんなで用事を済ませて帰宅した時にはワイシャツはすでにビショビショであった。肌着はもっとひどい状態である。今日は合計して２時間ほどは歩いただろうか。間違いなくスーツ姿で炎天下の中歩いていい時間ではない。

　そして、明日から飲み友との１泊２日の静岡旅行である。この旅行に関しては１か月ほど前から計画していたものだが、とことん運に恵まれていない。猛暑の次は台風と対峙せねばならず、しかもわざわざ台風が直撃しそうな場所へ赴くというトンデモ旅行である。しかし、「中止」はまるで考えていない。飲み友との旅行は毎夏の恒例行事であり、これを外すことは１年を棒に振ることと同義なのである。

　猛暑に耐えたのも束の間、嵐は少しずつ我々の方に近づいてきている・・・