趣味のみぞ語るセカイ

趣味であるお酒や読書、アニメ等に関して思ったことを綴っていくブログです。

【レビュー】S&Mシリーズ 1~5(森博嗣)

今更この作品の良さに気付くとは。 今回取り上げるのは森博嗣の言わずと知れた名作シリーズ「S&Mシリーズ」である。今回はその中の1~5巻を取り上げる。 それぞれのタイトルは以下の通り。 1.『すべてがFになる』 2.『冷たい密室と博士たち』 3.『…

【企画】今月のタダ本(2020年12月・コミックの部)

今月も充実の9冊。 さて、今月もコミックを9冊購入。ネットオフのサブスクサービス「タダ本」の説明は以下の通り。 chitashindoh.hatenablog.com 今月のラインナップは以下の通り。 1.『放課後保健室』2~5(水城せとな) 2.『ユキは地獄に堕ちるの…

【企画】今月のタダ本(2020年12月・小説の部)

今月も充実の六冊。 さて、今月も毎度おなじみネットオフでタダ本サービスを堪能。今月も充実の小説6冊を紹介する。ネットオフのサブスクサービス「タダ本」の紹介は以下の通り。 chitashindoh.hatenablog.com 今月のラインナップは以下の通り。 1.『幻惑…

東山奈央 Special Thanks フェスティバル グッズ

控えめに言って過剰包装。 今週末東京ガーデンシアターにて東山奈央のキャラソンライブイベント、「Special Thanks フェスティバル」が何とか開催予定である。個人的には今年の二月以来となる本当に久々の対面イベントであるため、非常に楽しみでもある。 さ…

【レビュー】涼宮ハルヒの直観(谷川流)

涼宮ハルヒが帰ってきた。 今回取り上げるのは言わずと知れた名作ライトノベルの最新作、「涼宮ハルヒの直観」。涼宮ハルヒシリーズ9年ぶりの新作である。 今作に関しては書き下ろし一編を含んだ全三編の短編集である。全体的にミステリテイストの強い作品…

【レビュー】死神と桜ドライブ(有間カオル)

遺体ブローカーのお話。 今回取り上げるのは有間カオル氏の小説『死神と桜ドライブ』である。 話としては主人公のOL、美咲が恋人に騙されて自ら命を落とすことを選択するところから始まる。交通事故で命を落としたはずの美咲だったが、なぜか死んでおらず、…

部屋の衣替えはまだ早かったのか

新型コロナのせいで不本意な一年になってしまった2020年もあとひと月ほどとなってしまった。この三連休もどこにも行くわけにもいかず、近くで買い物をするだけで終了してしまった。 それならばせめて家でも気分を変えてやろうとリビングを冬仕様にすべく、こ…

【レビュー】絶景本棚2(本の雑誌編集部)

本好きにはこれ以上なく最高の本。 今回取り上げるのは少し趣向を変えて本の雑誌編集部が編集した「絶景本棚2」。絶景本棚シリーズの第2弾が2年ぶりに登場である。 今回取り上げられたのは総勢33名の本棚。丁寧に書架に並べている本棚もあればとにかく…

【レビュー】俺の妹がこんなに可愛いわけがない15 黒猫if 上(伏見つかさ)

あやせよりは黒猫派(本命は地味子麻奈実)。 今回取り上げるのは『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の15巻にして、黒猫ルートの上巻である。 以前取り上げたあやせルートはゲームシナリオのリライトであり、今回もそうであることを予想していたのだが…

【企画】今月のタダ本(2020年11月・コミックの部)

今月もコツコツ穴埋め作業。 今月もコミックの歯抜けをコツコツ埋めていく作業をしていった。毎度おなじみネットオフの「タダ本」の詳細は以下から。 chitashindoh.hatenablog.com 今回のラインナップは以下の通り。 1.『からくりサーカス』19,34(藤田和…

【企画】今月のタダ本(2020年11月・小説の部)

今回のチョイスコンセプトは何でしょう? 今回のチョイス基準はずばり「さよなら絶望放送」。DJCDを聞いているとボーナストラックに「音ブログ」というのが収録されている。内容としては各回の振り返りなのだが、そこでサブタイトルも確認をすることができる…

【レビュー】ショート・トリップ(森絵都)

旅をモチーフにした珠玉のショートショートたち。 今回取り上げるのは森絵都氏のショートショート集、『ショート・トリップ』である。 タイトルに「トリップ」とついているように、全てのショートショートが「旅」をモチーフにしている。加えて、全てのショ…

【レビュー】LEO-NiNE(LiSA)

LiSAは「紅蓮華」だけじゃない。 今回取り上げるのはLiSAのアルバム、「LEO-NiNE」。今や完全に「時の人」となっているLiSAの魅力が詰まった最新アルバムである。 収録曲は以下の通り。 1.play the world! feat. PABLO 2.紅蓮華 3.晴レ舞台 4.マコト…

【レビュー】ClariS 10th Anniversary BEST Pink Moon & Green Star(ClariS)

ClariS10周年めでたいね。 今回取り上げるのはClariSの10周年記念アルバム「Pink Moon」と「Green Star」の2枚である。私自身は2枚がセットになった「完全生産限定盤」を購入。中身は2枚のCDの他、ピンバッジとClariS城のペーパークラフトが付属した…

【レビュー】ショートショート・マルシェ(田丸雅智)

現代ショート・ショートの最前線。 今回取り上げるのは田丸雅智氏のショートショート集、『ショートショート・マルシェ』。現代のショートショートの名手と言えば彼をおいて他にはない、正に現代ショートショートの担い手である。 今作には18本のショート…

【レビュー】羊と鋼の森(宮下奈都)

詩的な描写の数々。 今回取り合上げるのは宮下奈都の小説『羊と鋼の森』。第13回本屋大賞を受賞した有名作である。 内容としては、高校生の時に偶然ピアノの調律に魅せられた外村が調律師として成長していく過程を描いた作品である。ピアノの調律の様子は…

【レビュー】炎(LiSA)

ここのところ表題曲はバラード。 今回取り上げるのはLiSAの最新シングル「炎」。現在劇場公開中の映画「鬼滅の刃 無限列車編」のテーマソングが表題曲のシングルである。 ◇収録曲(初回生産限定盤) 1.炎(「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」テーマソング) …

【レビュー】月に棲む星のうた(nano.RIPE)

好きです、nano.RIPEの歌。 今回取り上げるのはnano.RIPEの10周年記念アルバム、「月に棲む星のうた」である。アルバム2枚組でnano.RIPEの10年を振り返ることのできるベストアルバムになっている。 ラインナップは以下の通り。 【KIMIKO MELODY】 01…

【レビュー】去年の冬、きみと別れ(中村文則)

私が木原坂の立場でこれを読んだら気が狂ってるだろうな。 今回取り上げるのは「タダ本」のコーナーで何か月か前に紹介した中村文則氏の『去年の冬、きみと別れ』である。個人的には安孫子武丸氏の『殺戮にいたる病』以来にやられたとなるミステリ作品であっ…

【企画】今月のタダ本(2020年10月・コミックの部)

なんか最近月に15冊でも十分だと思ってきた。 前回の更新から一週間も経ってしまっての更新で大変申し訳ない。今月のコミックも9冊しっかりと買っていたのでご紹介。ネットオフのサブスクサービス「タダ本」の詳細は以下のページから。 chitashindoh.hate…

【企画】今月のタダ本(2020年10月・小説の部)

読書の秋。 先月は漫画で15冊を費やしてしまったため、久しぶりに小説を購入。ネットオフのサブスクサービス「タダ本」の詳細は以下のページから。 chitashindoh.hatenablog.com 今月のラインナップは以下の通り。 1.『くりかえす桜の下で君と』(周防ツ…

【レビュー?】ほっと文庫六冊

今となっては激レア。 今回取り上げるのは角川書店とバンダイがタッグを組んで入浴剤と短編小説を抱き合わせて販売するという「ほっと文庫」の6冊である。 本作品は2011年に販売されていた期間限定の商品であるため、今となっては入手困難なものとなっ…

今年は「自粛の秋」

先々週くらいまでは暑い暑い言っていたのにここ二週間で寒い寒い言い始めている今日この頃。すっかり秋だなと感じるとともに、この時期になると毎年思うのが「今年は『何の秋』にしようか」ということである。 毎年秋になるとある程度テーマ性をもって活動す…

【レビュー】BOCHET-LEMOINE Rosé(フランス)

コストコで販売されているロゼのシャンパン。 さて、今回取り上げるのはわりと安価で手に入るロゼのシャンパン、「BOCHET-LEMOINE Rosé」である。酒が入った状態でこれを開けてしまったので、写真を撮っていなくて大変申し訳ない。 色味としては、綺麗な澄ん…

【レビュー】シャトーホンジョー 果王 赤(岩崎醸造)

久しぶりに赤を開けた。 昨日家飲みでいくつか酒を開けたので忘れないうちにそのレビューを。 今日紹介するのは岩崎醸造の赤ワイン、「シャトーホンジョー 果王 赤」である。 山梨県にある「赤富士ワインセラー」にて入手したワインを一年ほど眠らせておいた…

風化

ここ二カ月ほど、仕事でバタついていてなかなかブログを更新する機会がなかった。そのため、いろいろなものを買っていたのにも関わらず、なかなかそれを紹介することのできない日々が続いてしまっている。 商品・とりわけ新商品のレビューに関しては時間が何…

ライブはいつ行けるようになるか

ライブに行けないままグッズだけが届く。 少し前のことである。家にある宅配便が届いた。中を開けてみると早見沙織氏が五月から公演する予定であったツアーのグッズであった。本来であれば初めて広島まで遠征に行くくらい力を入れて参加しようとしていたツア…

【企画】今月のタダ本(2020年9月・コミックの部)

今月はコミックに絞った。 さて、今月もネットオフの「タダ本」を最大限に利用していくとしよう。小説の積み本が増えすぎたため、今月はコミックを15冊購入(先月の残りで1冊購入しているから紹介は16冊)。「タダ本」の概要は以下のページから。 chita…

【レビュー】GARDEN(早見沙織)

やはり早見が至高。 さて、今回取り上げるのは早見沙織の最新ミニアルバム「GARDEN」。前回の「シスターシティーズ」に続き、今回もミニアルバムである。とはいえ、何年かに一回フルアルバムを出されるよりかはこうやってコンスタントにミニアルバムを出して…

【レビュー】四畳半タイムマシンブルース(森見登美彦)

やっぱり好きだなあ、明石さん。 今回取り上げるのは森見登美彦氏の『四畳半タイムマシンブルース』、久々のクサレ大学生ものであり、四畳半シリーズの作品である。原案は上田誠氏の演劇「サマータイムマシンブルース」であり、ストーリーはまるまるそれであ…