趣味のみぞ語るセカイ

趣味であるお酒や読書、アニメ等に関して思ったことを綴っていくブログです。

【レビュー】作 雅乃智 岡山・雄町(清水清三郎商店)

 やっぱり雄町は美味しい。

 

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 今回取り上げるのは清水正三郎商店の「作 雅乃智」、その中でも岡山県産の酒米「雄町」を100%用いた逸品である。

 

「作」シリーズは数あれど、やはり「雄町」というのが文言に入っていればオマチストとしては手を出さないわけにはいかない。一升瓶しかなかったが躊躇することなく手に取った。

 

 酒のアテも必要ない芳醇な甘味。そして香りは言うまでもない、絶品である。ただ惜しむらくは、私が飲み比べの為に雄町以外の作を手に入れられなかったことにより、雄町と他の米でどう違うのかが分からないことである。

 一升もあるので、飲み切らないうちに、雄町ではない「作 雅乃智」を手に入れるとしよう。

 

 皆様も、作の旨味に酔いしれてみては。

 

GW=「拷問 ウィーク」の一週間

 今日がGW最終日だということに、今頃気付いた。

 

 この5日間は一度も外出することなくあっという間に過ぎていった。人生で初めてかもしれない。GWにどこにも外出することなく部屋で過ごしたのは。

 

 今年のGWはどう考えても「ゴールデン ウィーク」ではなかった。だからそれにふさわしいGWを考えていたのだが、今年にふさわしいGWはまさに「拷問 ウィーク」だろう。

 

 誰に対しても拷問のような外出自粛と激務の両極端。緊急事態宣言の延長が発表された一方で休業補償ははっきりと出されず、10万円の給付金にしたっていつ入ってくるか分からない状況。これを拷問と言わずして何を拷問というか。

 

 このGWを越えて未来は見えるだろうか。否、全く見えてこない。長い長いトンネルはまだ抜けられず、いつまでも状況は好転してこない。

 

 こんなこともあったねと、将来語る日が来るとよいが、今はただ、そんな未来を夢見て我慢を続けるだけである。

 

あ、「GW」は「我慢 ウィーク」の略かもしれないと、書いてて最後にふと思った。

【レビュー】BLUE MOON BELGIAN WHITE(アメリカ)

アメリカ発の代表的な白ビール

 

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 今回取り上げるのはアメリカを代表する有名なビール「BLUE MOON」である。家の近くの業務スーパーが賞味期限逼迫を理由にして24本2200円でたたき売り。これは買うしかないと買った次第である。

 

 オレンジピールを使用しているためにビールにはほのかな柑橘感があり、飲みやすく後味も爽やかなクセのないビールである。アルコール度数もそれほど高くなく、標準的なのでグイグイいけてしまう(なんか最近ビールのレビューをしている時にどれも同じようにグイグイいっているような気がする・・・気のせいだと思いたい)。

 

 ビンには公式の飲み方が書いており、どうもそれによるとビンから直接飲むのではなくグラスに45度で注ぎ、色を楽しんでからオレンジをさして飲むのが良いらしい。残念なことに私の手元にオレンジがなかったため、それはできなかったが、まだ20本近くあるのでいつかはそれをやってみようと思う。

 

 アメリカを代表するベルギー風白ビール、ぜひご堪能あれ。

 

最もGWらしくない今年のGW

ゴールデンウィーク」はもともと映画界の業界用語で、この期間に合わせて映画を多く公開しようという、いわば映画界の「バレンタインデー」的な戦略のひとつであり(当然ながらバレンタインデーのチョコレート業界の戦略の方が時系列的には後だが)、それが日本人の中ですっかり定着したものである。

 

 今年に関しては、当然ながら世間の情勢がいつものGWを許すはずがなく、どこもかしこも自粛ムード。GWの発祥になっている映画業界は自粛の大ダメージを受けている最中である。

 

 かくいう私もご多分に漏れずステイホームの真っ最中なのだが、GW初日からしてまあやることがない。いや、本当のことを言えば数回前の記事でも書いたように読書で積み本を減らしたり学校の教材研究をしたりとやらなければならないことは山のようにあるのであるが、気分がもうそういうことに対しても自粛ムードなのである。

 

 今日も今日とて一日ボーっとして過ごしてしまった。何も手につかない。しかしソファに腰かけて同じ姿勢でずっとテレビを見ていてもすぐに体が痛くなる。気分転換に昼寝でもしてみようかと思い、ベッドに飛び込んでみても、腰の痛みに勝てず2時間も寝てられない。本当にここ一カ月くらいで体力や筋力などが落ちているのを如実に感じる。

 

 この5連休が本当に恐怖の5連休に感じる。そう考えると、仕事に出たり外出したりというのは意外と自分の心に変化を与えてくれる大事な要素なのだと強く思う。外出自粛をしなくても良くなったら毎週どこかに外出するようになるだろう。そして喜んで職場に赴くだろう。そんな訳の分からない感想を抱かせてくれる今年のGWのような日々は、もう二度と訪れてほしくないものである。

ネットオフの「タダ本」はやはり良サービス過ぎた

 ネットオフのサブスクサービス「タダ本」が使えなくなってから早2カ月。

 

 まさか今月もネットオフからお知らせが来るとは思っていなかった。

 

 来たお知らせの内容としては「サービス内容の変更」である。恐れていたことではあったが、予想はしていた。やはり500円で50冊は破格である。だからこそすぐに飛びついたのだが、やはりサービス内容変更になってしまうと少し残念ではある。

 

 で、肝心の変更内容としては以下の通りである。

 

・2つのプラン(スタンダード・ライト)を廃止→年会費プランに

・年会費は5800円

・月の無料冊数は15冊

 

 年会費制となったのは別に良いとしよう。

 ただ、月の無料冊数が15冊と大幅に減少している。

 これはライトプランと同じ冊数なのだが、ライトプランは月額250円と、やはりサービス内容としてはうーんといったところである。

 

 当然ながらこれでもまだコストパフォーマンス的には全然良いのでサービスは続けるつもりではあるが、たとえばタダ本の対象金額を200円までにするとか、1年継続するごとに5冊ずつ無料冊数が増えていくなどの、サービス内容を改善していくことを期待するばかりである。

 ぜひ、ネットオフには今後も「タダ本」のサービスを頑張ってほしい。

【レビュー】大沼ビール インディア・ペールエール(ブロイハウス大沼)

 北海道の地ビール

 

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 今回取り上げるのは北海道の地ビール、「大沼ビール」のインディア・ペールエールである。

 

 大沼ビールのラインナップの中では最もアルコール度数が高く、8%のビールである。IPAの特徴通りに非常にフルーティーな香りが強く、しっかりとした苦みのあるビールである。一方で飲みにくいということは全くなく、キレの良さと口いっぱいに広がる香りから高アルコールだということも忘れてぐいぐいと飲むことができる。

 

 最近は旅行にも行けず、なかなか各地方の名物が楽しめない状況である。そんな中、旅行気分を少しでも味わうために各地の地ビールを味わってはいかがだろうか。

 

【レビュー】部首のはなし(2)(阿辻哲次)

 私は部首オタクなのです。

 

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 このレビューの頭にこれを書くのもどうかと思っているのだが、4月より「現役の教員」に復帰している。これに関しては紆余曲折あるので詳細は省くが、4月からは「現役教員の書く教育以外のことを主に記すブログ」になっていることをここで報告する。

 

 話を戻そう。私は常々生徒に国語を、特に漢字を教える中で「部首の重要性」を説いている。部首に関しては1~2時間たっぷりと「そもそも部首とは何ぞや」ということを説くくらい部首を重宝している(これに関しては後日ブログに書くかもしれないが)。

 

 阿辻哲次氏の著した『部首のはなし』は各部首にフォーカスを当てて各部首の由来や意味を解説した新書である。本作で特筆すべきは1つの部首を4ページで、しかも堅苦しくなく、エッセイテイストで解説していることである。かなり読みやすく、それでいて豊富な雑学も手伝ってしっかりと勉強できる。

 

 漢字を勉強するには部首から学ぶべきである。部首が完璧になれば高校学ぶ漢字くらいはたやすく覚えることができるとは私の持論である。何故部首を学ぶべきかは今度記すかもしれないが、これでおまんまを食べているということもあるのでどこまで手の内を見せるか、今も少し悩んでいる。